カフェインとダイエット

コーヒーや茶(緑茶、紅茶、烏龍茶)などに含まれる成分の一つです。覚醒作用があります。少量のカフェインは消化の促進や脂肪の燃焼をサポートする働きがあります。一方で取り過ぎはむくみの原因ともなります。乳幼児への影響もあるので妊婦・授乳中は控えます。

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カフェインを運動前に取るべきかどうか?

これは難しいところがあります。

この場合、大きく3つの問題があります。

 

1.胃を痛める
まず、脂肪燃焼効果を期待するのであれば胃が空っぽのタイミングで飲む必要がありますが、この時にたくさんのカフェインを摂取すると胃を痛めてしまう。

 

2.エネルギー不足になる
有酸素運動を行う前にコーヒーや緑茶などでカフェインを取る場合、当然ブラック(砂糖なし)となります。となると体はエネルギー不足の状態となります。

マラソンやジョギングなどでしっかり運動するためにはエネルギー不足の状態ではちょっと厳しいことになります。

 

3.利尿作用で水分補給にならない
また、カフェインには利尿作用もあるので水分補給にならないという点も問題です。

 

以上の点から考えると、筆者の個人的意見とすれば、カフェインによる脂肪燃焼効果を期待するよりは、しっかりと水分補給をするという目的を達成する方が効果的だと思います。

 

もちろん、カフェイン摂取は脂肪燃焼効果はあるので、本格的なジョギングなどでは無い形(出勤時のウォーキング)などで活用するのはアリだと思います。

 

 

妊婦さん・授乳中の方は控える

カフェインについて一般的には一日に300mg程度は許容されるといわれます。
この程度であれば、体への影響は軽微ということです。

 

一方で妊婦さんの場合、一日100mgを超えるカフェインの摂取は流産のリスクを拡大させると言われています。また、授乳中も母乳を通じてカフェインが子供にわたってしまいます。

妊婦さんや授乳中の方はカフェインの摂取は控えてください。

 

主な飲料におけるカフェインの分量は下記の通りです。コーヒーやお茶は一般的に知っている方も多いかと思いますが、コーラやココアなどにも含まれます。

緑茶:30mg
紅茶:30mg
玉露:180mg
烏龍茶:30mg
ほうじ茶:30mg
マテ茶:15mg
コーヒー:100mg
コーラ:15mg
※カップ一杯(150ml)に含まれるカフェイン

 

最近はカフェインレスのお茶、ダイエット茶も多くあるので、妊婦さんなどはそちらを利用されると良いかと思います。

 

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